九州電力からHTBエナジー(たのしいでんき)へ乗り換えたいけど本当に料金が安くなるのか不安・・・。
HTBエナジーのメリットはなに?デメリットがないか気になる。
ハウステンボスや旅行で有名な株式会社H.I.Sのグループ会社であるHTBエナジー株式会社が提供する電力小売りサービスの「たのしいでんき」。
九州電力からHTBエナジー(たのしいでんき)へ乗り換えをご検討中の方に料金プランごと、電力使用量ごとにの料金比較とデメリットについて徹底検証しました。
この記事を読む際に下記の資料があるとより分かりやすく効果を確認できます。
- 現在ご契約中の料金プランが分かる資料
- 契約容量、毎月の電力使用量がわかる資料
この記事で解決できる悩み
・九州電力からHTBエナジーへ乗り換えると電気料金は安くなる?
・九州電力からHTBエナジーへ乗り換えた時のデメリットは?
本記事の要約
・九州電力からHTBエナジーへ乗り換え目安は契約容量60Aです。
[乗り換え目安]
⇒従量電灯Bから乗り換え:契約容量60A
⇒スマートファミリープランから乗り換え:契約容量60A
➡詳しくは本記事の「九州電力とHTBエナジーの料金比較」をご確認ください。
・九州電力からHTBエナジーへ乗り換え時のデメリット
⇒契約容量20A(アンペア)以下は乗り換えができません
⇒都市ガスとのセットプランがありません
⇒オール電化の乗り換えは推奨されていません
⇒1年未満の解約で違約金が発生します
⇒電源調達調整費単価により料金差額が変動する可能性あり
電気料金の計算方法について正しく理解することで乗り換え検討がスムーズになります。
電気料金の比較には「基本料金」と「電力量料金」、「割引」の比較が大切です。
その理由についてはこちらの記事をご確認ください。
➡【5分でわかる!】電気料の計算方法を簡単解説!
HTBエナジーの基本情報
たのしいでんきは、ハウステンボス、変なホテルや旅行でおなじみの株式会社H.I.Sのグループ会社であるHTBエナジー株式会社が提供する電力小売り事業です。
2016年より電力小売りサービスを提供しており、全国で26万件以上(2020年10月時点)の方が乗り換える人気の新電力です。
HTBエナジーの特徴
・基本料金が3ヵ月間無料
・支払方法が「クレジットカード」、「口座振替」、「請求書によるコンビニ払い」から選択可能
・「あんしんサポート365」が無料でついてくる
・通信端末修理費用保険特典が付いてくる
HTBエナジーの料金プラン
九州電力エリアでHTBエナジー(たのしいでんき)提供する料金プランと料金表(税込み)は以下のとおりです。
料金プラン名 | ご利用想定ユーザー | 備考 |
---|---|---|
Primeプラン | 一人暮らしから二世帯住宅までの一般家庭向けの料金プラン | 2022/12/14をもって販売終了 |
ベーシックプラン | 一人暮らしから二世帯住宅までの一般家庭向けの料金プラン | 2022/12/7より販売開始 |
ママトクプラン(※) | 毎日2時間電気代が無料になる料金プラン | - |
ぜんぶでんき(※) | オール電気住宅向けの料金プラン | - |
※本料金プランは時間帯により料金が変動するため、同一条件での比較ができないため、本記事での比較対象から除外しております。
区分 | 単位 | ベーシックプラン (契約容量:30~60A) |
|
---|---|---|---|
基本料金 | 10アンペア | 1契約 | - |
15アンペア | - | ||
20アンペア | - | ||
30アンペア | 550.00 | ||
40アンペア | |||
50アンペア | |||
60アンペア | |||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 25.20 |
120kWh超過300kWhまで | |||
300kWh超過分 |
HTBエナジーのキャンペーン・割引情報
キャンペーン
- 特になし。
割引
- 特になし。
その他特典
特典名称 | 特典内容 |
---|---|
あんしんサポート365 | 電気、水回りなど60種類以上のトラブルに対応。24時間365日無料 |
通信端末修理費用保険特典 | スマホの修理保険(年間3万円まで)が利用可能 |
九州電力とHTBエナジーの料金比較結果
九州電力とHTBエナジーの料金を料金プラン別に比較しました。詳しくは各プラン別の項目をご確認ください。
九州電力からHTBエナジーへ乗り換え目安はどの料金プランからも安くなる契約容量60Aと設定しました。
九州電力料金プラン | 契約容量:30A | 契約容量:40A | 契約容量:50A | 契約容量:60A |
従量電灯B | 60~700kWh/月以外の場合、 料金が安くなります | 110~470kWh/月以外の場合、 料金が安くなります | 料金が安くなります | 料金が安くなります |
スマートファミリープラン | 60~1,460kWh/月以外の場合、 料金が安くなります | 110~700kWh/月以外の場合、 料金が安くなります | 300~310kWh/月以外の場合、 料金が安くなります | 料金が安くなります |
九州電力「従量電灯B」との料金比較
九州電力「従量電灯B」とHTBエナジー「ベーシックプラン」を料金比較した結果、契約容量60Aの場合、毎月の電力使用量にかかわらずHTBエナジーの方が安くなります。
電力使用量 [kWh/月] | 契約容量:30A | 契約容量:40A | 契約容量:50A | 契約容量:60A |
---|---|---|---|---|
100 | +284円 | -32円 | -348円 | -664円 |
200 | +519円 | +203円 | -113円 | -429円 |
300 | +642円 | +326円 | +10円 | -306円 |
400 | +465円 | +149円 | -167円 | -483円 |
500 | +288円 | -28円 | -344円 | -660円 |
600 | +111円 | -205円 | -521円 | -837円 |
乗り換え目安
・契約容量30A:60~700kWh/月以外
・契約容量40A:110~470kWh/月以外
・契約容量50A:料金が安くなります
・契約容量60A:料金が安くなります
- HTBエナジー以外の新電力も検討中の方は必見!
- HTBエナジーは他の新電力と比べてどれだけ安い?
料金の違い、キャンペーン・割引の違いなど細かく比較したい方はご確認ください。
九州電力「従量電灯B」から新電力17社への乗り換え比較をしています。
九州電力「スマートファミリープラン」にご契約中の方
九州電力「スマートファミリープラン」とHTBエナジー「ベーシックプラン」を料金比較した結果、契約容量60Aの場合、毎月の電力使用量にかかわらずHTBエナジーの方が安くなります。
電力使用量 [kWh/月] | 契約容量:30A | 契約容量:40A | 契約容量:50A | 契約容量:60A |
---|---|---|---|---|
100 | +284円 | -32円 | -348円 | -664円 |
200 | +519円 | +203円 | -113円 | -429円 |
300 | +642円 | +326円 | +10円 | -306円 |
400 | +575円 | +259円 | -57円 | -373円 |
500 | +508円 | +192円 | -124円 | -440円 |
600 | +441円 | +125円 | -518円 | -507円 |
※:九州電力「スマートファミリープラン」にご加入後、2年未満に解約する場合、既割引分を清算する場合がございます。
⇒詳しくは九州電力HPをご確認ください。
乗り換え目安
・契約容量30A:60~1,460kWh/月以外
・契約容量40A:110~700kWh/月以外
・契約容量50A:300~310kWh/月以外
・契約容量60A:料金が安くなります
- HTBエナジー以外の新電力も検討中の方は必見!
- HTBエナジーは他の新電力と比べてどれだけ安い?
料金の違い、キャンペーン・割引の違いなど細かく比較したい方はご確認ください。
九州電力「スマートファミリープラン」から新電力17社への乗り換え比較をしています。
九州電力とHTBエナジーを比較して分かった5つのデメリット
九州電力からHTBエナジーへ乗り換える際、料金だけではなくデメリットを確認しておく必要があります。
HTBエナジーのデメリット
・契約容量20A(アンペア)以下は乗り換えができません
・都市ガスのセットプランがありません
・オール電化の乗り換えは推奨されていません
・1年未満の解約で違約金が発生します
・電源調達調整費単価により料金差額が変動する可能性あり
契約容量20A(アンペア)以下は乗り換えできません
九州電力からHTBエナジーへ乗り換える際、現在の契約容量が20A(アンペア)以下の場合はHTBエナジーんきへの乗り換えができません。
そのため、HTBエナジーへの乗り換えをお考えの方は事前に契約容量を30A(アンペア)以上へ変更のうえ申し込みが必要です。
契約容量(アンペア)変更方法は九州電力送配電HP「アンペア変更」よりご確認いただけます。
都市ガスのセットプランがありません
HTBエナジーは九州エリアで都市ガスの供給を実施しておりません。
したがって、電気と都市ガスをセットでご契約しているご家庭は、HTBエナジーへ乗り換えた際、ガスも含めてトータルで料金が安くなるのかよく検討が必要です。
オール電化家庭の乗り換えは推奨されていません
HTBエナジー「Primeプラン ベーシックプラン」は24時間電気料金が定額の料金プランです。
一般的なオール電化のご家庭の場合、夜間の電気料金が安く設定されています。
エコキュートなど夜間に多くの電力を使用するオール電化の場合、HTBエナジーへ乗り換えると電気料金が高くなる場合がありますので、よくご確認ください。
1年未満の解約で違約金が発生します
HTBエナジーは契約後1年未満に解約する場合、違約金2,200円(税込み)が発生します。
なお、引っ越しに伴う解約には違約金は発生しません。
電源調達調整費単価により料金差額が変動する可能性あり
HTBエナジーでは大手電力会社が用いる「燃料調整額」とは異なる「電源調達調整単価」(「調整基準単価」と毎月の「市場平均単価」の差)を用いて毎月の電気料金が決まります。
当サイトで計算した料金差額は「燃料調整額」および「電源調達調整単価」を計算に含んでいないため実際の料金差額と異なる場合はあります。
HTBエナジーはWebから簡単に申し込み可能!
HTBエナジーの申し込みは24時間受付中のHTBエナジー公式サイトから手続きが可能です。
申し込みに必要な検針票を用意し必要事項を入力するだけで申し込みが完了します。
- 申し込みに必要なもの
- ・現在契約中の電力会社の検針票
- 支払方法について
- HTBエナジーへ申し込み時はコンビニ払いに設定されます。
支払方法の変更は申し込み後、マイページから「クレジットカード払い」または「口座振替」への変更が必要です。
※コンビニ払いの場合、手数料220円(税込み)が発生します。
こんな疑問も大丈夫!
・現在契約中の電力会社の解約手続きは不要!
・乗り換えにかかる費用は無料!
・スマートメーターがなくても設置は原則無料。取り換え時の準備や立ち合いも不要!
・申し込み完了後、約4週間で供給が切り替わります。
➡その他の新電力乗り換えに関する疑問は「消費者庁 電力小売全面自由化に関する注意喚起-よくある5つの誤解[PDF:219 KB]」をご確認ください。
九州電力とHTBエナジーの比較結果まとめ
九州電力とHTBエナジーの料金を料金プラン別に比較しました。詳しくは各プラン別の項目をご確認ください。
九州電力からHTBエナジーへ乗り換え目安はどの料金プランからも安くなる契約容量60Aと設定しました。
九州電力料金プラン | 契約容量:30A | 契約容量:40A | 契約容量:50A | 契約容量:60A |
従量電灯B | 60~700kWh/月以外の場合、 料金が安くなります | 110~470kWh/月以外の場合、 料金が安くなります | 料金が安くなります | 料金が安くなります |
スマートファミリープラン | 60~1,460kWh/月以外の場合、 料金が安くなります | 110~700kWh/月以外の場合、 料金が安くなります | 300~310kWh/月以外の場合、 料金が安くなります | 料金が安くなります |
また、九州電力からHTBエナジーへの乗り換え検討時には料金以外にもデメリットをご確認のうえ申し込みをしましょう。
HTBエナジーのデメリット
・契約容量20A(アンペア)以下は乗り換えができません
・都市ガスのセットプランがありません
・オール電化の乗り換えは推奨されていません
・1年未満の解約で違約金が発生します
・電源調達調整費単価により料金差額が変動する可能性あり
当サイトをご覧いただき、まことにありがとうございます。
当サイトに記載のない電力会社との料金比較でお困りの方はお気軽に問い合わせフォームよりご連絡ください。
当サイトにて記事として乗り換え効果を公開させて頂きます。
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