北ガスの「従量電灯Bプラス」とHTBエナジーの「ベーシックプラン」を比較した結果、電気料金の安さを最優先する利用者にとって、HTBエナジーへの乗り換えは推奨されません。HTBエナジーのベーシックプランは、基本料金が北ガスよりも低いものの、電力量料金の構造やその他の要因により、全ての使用量帯で北ガスよりも割高となるという結論に至りました。一方で、HTBエナジーは支払い方法の選択肢や無料の「あんしんサポート365」といった付帯サービスに強みがあります。本記事では、両社の料金構造、キャンペーン、メリット・デメリットを詳細に分析し、どのような利用状況であれば各社のプランが適しているのかを客観的に解説します。
【結論】北ガスとHTBエナジーの電気料金!あなたに合うのはどっち?

北ガスの「従量電灯Bプラス」を基準とした場合、HTBエナジーの「ベーシックプラン」は全ての電気使用量帯で割高となります。
| 北ガスの料金プラン | ご契約容量 | 乗り換え目安(月間使用量) |
|---|---|---|
| 従量電灯Bプラス | 30A | 全領域で北ガスがお得 |
| 従量電灯Bプラス | 40A | 全領域で北ガスがお得 |
| 従量電灯Bプラス | 50A | 全領域で北ガスがお得 |
| 従量電灯Bプラス | 60A | 約140kWh以下でHTBエナジーがお得 |
北ガスとHTBエナジーのキャンペーン・各種割引の比較表

キャンペーン特典を比較すると、北ガスが新規契約者に対して明確な経済的メリットを提供しています。具体的には、電気代の基本料金が最大5カ月間無料となり、さらに選べるPay3,000ポイントが付与されるため、初期費用を抑えつつ実質的な割引を受けられます。対照的に、HTBエナジーは現時点で新規契約者向けのキャンペーン特典を提供していません。このため、キャンペーンによる短期的な恩恵を重視する場合、北ガスの方が有利と言えます。
| 比較項目 | 北ガス | HTBエナジー |
|---|---|---|
| キャンペーン | 夏のWキャンペーン (〜2026年08月26日まで) 新規申し込みで電気代基本料金最大5カ月無料!+選べるpay3,000ポイントプレゼント! | 特になし |
| ガス・電気セット割 | なし | なし |
北海道電力エリアの全社比較シミュレーター

上記の結論表で目安を確認した後は、ご自身の実際の使用量(kWh)や契約容量を入力して、より精緻なシミュレーションを行ってみましょう。
電気代を「基本料金+電力量料金」だけで比較していませんか?
+電力量料金
調整費を無視
実際の請求で損をする
+電力量料金
「本当の安さ」が判明
契約容量、月間使用量を入力するとエリア最安の電力会社が見つかります。
【プラン別】北ガスの各プランとHTBエナジーの料金徹底比較
北ガス 従量電灯Bプラスから乗り換える場合
北ガスの「従量電灯Bプラス」とHTBエナジーの「ベーシックプラン」を比較すると、料金構造に明確な違いがあります。HTBエナジーは40A契約時の基本料金が約693.58円と、北ガスの約1672.0円と比較して大幅に低く設定されています。また、電力量料金の1段目単価もHTBエナジーが約31.8円と、北ガスの約34.27円より安価です。しかし、総合的な料金シミュレーションの結果、HTBエナジーのベーシックプランは全ての電気使用量帯において北ガスよりも割高となるという結論に至ります。これは、電力量料金の構造や、電源調達調整費などの変動要素が影響しているためです。
北ガス 従量電灯Bプラス vs ベーシックプラン 差額表

※ 以下の表は、北ガスからHTBエナジーに乗り換えた場合の差額です。
赤字はHTBエナジーが安くなる(お得)、青字は高くなる(割高)ことを示しています。
| 月間使用量 | 30A | 40A | 50A | 60A |
|---|---|---|---|---|
| 100kWh | 865円割高 | 447円割高 | 29円割高 | 388円お得 |
| 200kWh | 1,808円割高 | 1,390円割高 | 972円割高 | 554円割高 |
| 300kWh | 2,558円割高 | 2,140円割高 | 1,722円割高 | 1,304円割高 |
| 400kWh | 3,023円割高 | 2,605円割高 | 2,187円割高 | 1,769円割高 |
| 500kWh | 3,488円割高 | 3,070円割高 | 2,652円割高 | 2,234円割高 |
| 600kWh | 3,953円割高 | 3,535円割高 | 3,117円割高 | 2,699円割高 |
| 700kWh | 4,418円割高 | 4,000円割高 | 3,582円割高 | 3,164円割高 |
| 800kWh | 4,883円割高 | 4,465円割高 | 4,047円割高 | 3,629円割高 |
| 900kWh | 5,348円割高 | 4,930円割高 | 4,512円割高 | 4,094円割高 |
| 1000kWh | 5,813円割高 | 5,395円割高 | 4,977円割高 | 4,559円割高 |
※基本料金、電力量料金に加え2026年7月の燃料調整額、再エネ賦課金を含んだ計算をしています。
+ 【参考】両社の料金表(すべての基本料金・単価)を開く
| 料金項目 | 北ガス 従量電灯Bプラス | HTBエナジー ベーシックプラン |
|---|---|---|
| 基本料金(契約容量別) | ||
| 10A | 418.00円 | – |
| 15A | 627.00円 | – |
| 20A | 836.00円 | – |
| 30A | 1254.00円 | 693.58円 |
| 40A | 1672.00円 | 693.58円 |
| 50A | 2090.00円 | 693.58円 |
| 60A | 2508.00円 | 693.58円 |
| 電力量料金(1kWhあたり) | ||
| 1段目 1〜120kWh |
34.27円 | 31.80円 |
| 2段目 121〜280kWh |
40.31円 | 31.80円 |
| 3段目 281kWh〜 |
43.88円 | 31.80円 |
※金額は税込みです。燃料費調整額、再エネ賦課金は含まれません。
北ガスとHTBエナジーのメリット・デメリットを徹底比較

メリット・デメリットの総合分析
両社のメリット・デメリットを総合的に比較すると、それぞれ異なる強みと注意点があります。北ガスは、ガスとセットで契約することで割引が適用されるというメリットがあり、特にガスも北ガスで利用している方にとっては、料金の一元管理と割引の両面で有利な選択肢となります。デメリットは特になく、安定したサービス提供が期待できます。一方、HTBエナジーは、クレジットカード、口座振替、請求書によるコンビニ払いから支払い方法を選択できる柔軟性と、「あんしんサポート365」が無料で付帯する点が大きなメリットです。これにより、急なトラブル時にも安心感を得られます。しかし、デメリットも複数存在します。まず、都市ガスのセットプランがないため、電気とガスをまとめて契約したい利用者には不向きです。また、契約容量20A以下では乗り換えができず、オール電化住宅の利用者にも推奨されていません。さらに、1年未満で解約すると2,200円の違約金が発生する点や、電源調達調整費単価や容量拠出金反映基礎額単価により料金が変動する可能性がある点も考慮が必要です。これらの変動要素は、市場価格の高騰時に電気料金が上昇するリスクに繋がります。したがって、純粋な電気料金の安さやガスセット割を重視するなら北ガス、支払い方法の柔軟性や付帯サービスを重視するならHTBエナジーが選択肢となりますが、HTBエナジーの料金変動リスクや契約条件には注意が必要です。
北ガスのメリットとデメリット
- ガスとセットで割引あり
- 特になし
HTBエナジーのメリットとデメリット
- 支払方法が「クレジットカード」、「口座振替」、「請求書によるコンビニ払い」から選択可能
- 「あんしんサポート365」が無料でついてくる
- 都市ガスのセットプランがありません
- 契約容量20A(アンペア)以下は乗り換えができません
- オール電化の乗り換えは推奨されていません
- 1年未満の解約で違約金2,200円が発生します
- 電源調達調整費単価、容量拠出金反映基礎額単価により料金差額が変動する可能性あり
よくある質問(Q&A)

Q. ガスとセットにした方が本当にお得ですか?
A. HTBエナジーは都市ガスの供給を行っていないため、電気とガスのセット契約自体ができません。そのため、北ガスが提供するガスセット割引のような恩恵はHTBエナジーでは受けられません。電気料金の比較においては、HTBエナジーのベーシックプランは全ての使用量帯で北ガスよりも割高となるため、ガスセット割の有無に関わらず、電気料金の安さを重視するなら北ガスが有利と言えます。
Q. 市場連動型(調達費調整額)とは何ですか?高くなるリスクはありますか?
A. HTBエナジーの料金には、電源調達調整費単価や容量拠出金反映基礎額単価が含まれており、これらは電力市場価格の変動に連動して料金が変動するという特徴があります。市場価格が高騰する時期には電気料金が上昇するリスクがありますが、逆に市場価格が安定または下落する時期には料金が抑えられる可能性もあります。このため、料金が予測しにくいという側面があります。
Q. 乗り換える際に、今の電力会社への解約手続きは必要ですか?
A. 原則不要です。新しい電力会社(新電力)へ申し込むだけで、現在の電力会社への解約手続きは自動的に行われます。
ただし、お引越しに伴う新規契約の場合はご自身での解約手続きが必要になる場合があります。
北ガスとHTBエナジーの料金比較まとめ

本記事では、北ガスの「従量電灯Bプラス」とHTBエナジーの「ベーシックプラン」を詳細に比較しました。料金面では、全ての電気使用量帯においてHTBエナジーのベーシックプランが北ガスよりも割高となるという結果です。そのため、純粋な電気料金の安さを最優先する利用者にとっては、北ガスのプランを継続するか、他の選択肢を検討することが賢明と言えます。一方で、HTBエナジーは、支払い方法の多様性や無料の「あんしんサポート365」といった付帯サービスに魅力を感じる利用者には選択肢となり得ます。しかし、都市ガスセットプランがない点、契約容量の制限、解約違約金、そして市場価格に連動する料金変動リスクといったデメリットも十分に理解しておく必要があります。ご自身の電気使用量やライフスタイル、重視するポイント(料金の安さ、サービスの充実度、支払い方法の柔軟性など)を総合的に考慮し、最適な電力会社を選択してください。
プラン別の料金比較判定
- 北ガス 従量電灯Bプラスを基準とした場合、HTBエナジー ベーシックプランへの乗り換えは電気料金の観点からは推奨されません。
| 北ガスの料金プラン | ご契約容量 | 乗り換え目安(月間使用量) |
|---|---|---|
| 従量電灯Bプラス | 30A | 全領域で北ガスがお得 |
| 従量電灯Bプラス | 40A | 全領域で北ガスがお得 |
| 従量電灯Bプラス | 50A | 全領域で北ガスがお得 |
| 従量電灯Bプラス | 60A | 約140kWh以下でHTBエナジーがお得 |
💡 北海道電力エリアにはもっと安い電力会社があるかも?
エリア内の全社比較ランキングはこちら
👤 読者の皆様:比較リクエスト受付中
「この会社の比較が見たい」「自分の地域で一番安いプランを調べてほしい」などのリクエストを随時募集しています。皆様の声をもとに記事を更新・追加してまいります。
🏢 広告主・ASP担当者様:掲載オファー
新規電力事業者の掲載依頼、クローズド案件、特別単価のご相談は下記より承ります。正確なシミュレーションと論理的な比較を用いて、貴社サービスの魅力を的確に訴求いたします。



コメント